東間吾郎/Goro Azuma

Exec. Chairman of Perseus Enterprise

　巨大複合企業パーシアスエンタープライズを束ねる総帥。権謀術数に長け、有能な味方は手厚く遇する一方、敵対者に対しては情け容赦のない生粋のマキャベリスト。

若いころに味わった弾圧・搾取と裏切りから、「国家も民間も腐敗するもの」という思想を内に抱き、強大な財力を背景に社会全体の“持続可能な管理”を目的とした統治を目指す。

障害となる人物には正面からは合法的圧力を、裏では陰謀と買収を駆使して容赦なく排除。詳細不明のエネルギー資源から生み出される実質無限の財源を用いて急速に事業を拡大し、令和初頭にはGAFAに匹敵する巨大勢力を築き上げた。

パーシアスエンタープライズ自体は、各界から集った様々な思惑を持つ人物たちの集合体であり、東間の「狂気にも似た執念」と「絶対的恐怖統治」によりかろうじて統制されている状態であり、仮に東間がいなくなった場合グループが瞬く間に瓦解する危険性をはらんでいる。

そのことに対する危惧は北市長、及び天城が離反する原因となった。