クロロフィル/Chlorophyll the Plant-Human

Real names (None)

　来たる地球環境の変動への対策に、変動した環境に適応できる人種を製造するプロジェクト「スペンサープログラム」の一環で製造された。既に存在していた人間の遺伝子を後天的に編集したコールダーに対し、植物の特性を付加した人間の遺伝子をベースにした細胞を培養する形で製造された合成人間。

培養カプセルから外界に『産まれた』後、5歳までプロジェクトを担当した研究者が親代わりとなり教育を行うと同時に、遺伝子に付加された植物の影響で、植物全般との意思疎通が可能となり、研究室内の植物から世界の多くを学ぶ。しかし、5歳の時にとある事情から研究所を逃走。

そのうちに八戸市種差地区へと行きつき、同地に数年間潜伏する。

なお、幼少期に受けた教育から、野生児期間は長かったものの知性のレベルは高い。

現在は、種差地区の産業都市化プロジェクトの停止と引き換えにパーシアスエンタープライズに協力している。

戦闘に際しては、植物由来の強力な再生能力と、戦闘地域に生息する植物から得た情報を元にしたゲリラ戦術で標的を抹殺する。
主な武装は自身の身体から伸びた蔓と、それを乾燥させて仕上げた昆。

なお、現在身に着けている鉢金とブーツ、カーゴパンツにベルト等はパーシアスからの支給品であり、ベルトの内部にはクロロフィルが裏切った場合に作動する、除草成分の暗殺薬が秘密裏に仕込まれている。(マスクについては仕留めた哺乳類の皮を利用して作った私物)